前作(ring002)に続いてハートをモチーフにした新作(ring003)を「リング型グループ」に登録しました
リング型の作品コンセプトは一連の幾何学模様を描き始めてから、しばらくして思い付いています
星型が偶然できる模様に魅力があるのに対して、リング型は個々のデザインのイメージを確立してから描くので、コマの描画は比較的シンプルな構成になっています
この作品の原型とコマは1重のリングから始まっています
最大のポイントはハートをハートらしく描くことなので、節点は極力少なくし、角数も全体のバランスを考慮して試行錯誤の結果12角としました
ひとつの頂角の中に2つのハートを交互に向きを変えて配置しています
基本的な配色と合成
ハートを横切るサポート線をあえて残して、格子状に配色した構成が基本になります
この基本形を複写/縮小して同心円状に並べて合成していきます
渦巻き状のイメージを持たせるために、それぞれのリングを回転して調整します
外枠も加えたアレンジが今回の骨格です
仕上げ
角数が12角、それぞれの頂角に2つのハートを配置しているので都合24個のハートがリング上に並んでいるので、配色には黒以外に8つの色を使ってハートをちりばめた作風に仕上げました
アレンジ
格子の組み方で変わったイメージを描くこともできます