千鳥とともに和柄を代表する「七宝」をモチーフにした作品(wagara003)と(wagara004)の2点を「和柄グループ」に追加しました
「七宝」は真円を等間隔に重ねた柄で、構図はとてもシンプルです
また、配置によって2通りの構図にアレンジすることが出来ます
ただ、円盤状に配置するためには厳密には「真円」では整列できないので微妙に調整を加えています
wagara003
この作品の節点は正方形の4辺の中央という規則性を利用できるので、節点の位置を指定することはそれほど難しくありません
苦労したのは、真円に近づけるための曲がり具合です
モノトーンの配色も2通りありますが、外郭に色を入れた方が引き締まる気がします
「七宝」の基本構図にとらわれず、7角形の複合図形を意識して青と藤色を基調に配色してみました
アレンジ
同じ線描に配色のアレンジで雰囲気の異なる図形を描くことが出来ます
捻りを入れても面白い構図が描けますが、捻りすぎると真円のイメージを保つのが難しくなります
wagara004
「七宝」のもう一つの構図がこちらです
両方ともに21角形を原型にしていていますが、円の重なる位置の置き方で円の大きさが違って見えるところがおもしろいです
なお、こちらの作品では節点を多めに配置していますが、「円」の描き方にもいろいろあるので、方向線の引き方について学習しながら描きました
仕上げは、困った時の黒と茶系の配色です
こちらも7角形を意識していますが、それほど強調はしていません
シンプルなモノトーンとアレンジ2点です