その他のグループに新作を登録しました(misc003)

その他のグループ」に新作(misc003)を登録しました

コンセプト

この作品は和柄にもある「四つ菱」をモチーフにしているのですが、「四つ菱」個々のイメージよりも仕上がりの全体イメージに拘ったところがあるので「その他」のグループに登録しました

配色によっては「星型」にも見えるところがこの作品のポイントです

基本的な四つ菱模様

菱形を4つ並べた構図が「四つ菱」の基本形
仕切りの溝の幅の切り方でもいろいろな模様にアレンジできます

この作品の基本構図とアレンジ

基本単位の菱形を正方形に変えて、仕切りの溝を広げ、交差点にも小さな正方形を配置した構図を使っています

四つ菱の正方形を扇や銀杏葉に変えてアレンジもしてみました

骨格とコマ

コマの構図は串に刺した団子のようで、単純なものですが、仕上がりが「星型」になるようにカーブを付けたところがポイントです

仕上げ

外枠を加え、モノトーンで仕上げたのがこちらです
単純な配色では「四つ菱」のイメージは無くなっています

基本図形の四角を強調するのか、または仕切りの溝や交差点の四角に視線を向けるのかによって、いろいろなアイデアが浮かんできます

2色の緑で「四つ菱」を強調しました

アレンジ

いろいろアレンジした中から骨格とコマの一例を紹介します

「四つ菱」を意識できるように交差点の四角を丸に変え、各菱形も銀杏葉に変えてみました
丸を描く列と描かない列が交互するので、2列をコマにする必要があり、この影響でサポート線(青線)を使って『一筆書き』にしています

アレンジの作品例がこちらです

この他にもいろいろとアレンジを試みているので、バリエーションのページもご覧ください
バリエーションはこちらです

星型グループに作品を追加しました(star003)

星型の中では、ちょっと変わったコマを使った新作(star003)を「星型グルーブ」に追加しました
コマの線描はシンプルなものなのですが、星の先端を180度捻ることによって、図形の外周部の存在感を強く出すことが出来た作品です

星型の定番になりつつあるのですが、この作品も7角形の複合型に編集したいので、28角形の多角形を原型としました

コマの原型はシンプル

この作品の元となった線描は、28個の頂角を連続して描いたタイプで、これだけではリング型に近い描画になっています

この段階でのコマ(緑の線)は、ひとつの頂角を描ければ良いので、節点も10個しかありません

これだけでも彩色次第で作品に仕上げることはできるのですが、図形の中心のスペースも使いたくなって、アレンジを重ねていきました

最初のアレンジでは、コマ(青の線)は2つの頂角をカバーし、ひとつのコマごとに1個の”しずく”を内側に配置しています

これは、内側に28個の”しずく”を描くと混み合ってしまうので、”しずく”が重ならないようにした結果です

なお、このコマでは『一筆書き』にならないので、サポート線(赤の線)を使っています

コマの仕上げ

次に、外側の星の先端部に注目し、ここの”しずく”も独立した印象を持たせたかったので、交互に大きさを変えて間隔をとるようにアレンジしました

外側の”しずく”を大中小の3つの大きさに変形して、4つの頂角をコマとする7角形の複合型にアレンジしたものが、今回の作品のコマ(ピンクの線)です

なお、途中の段階では必要となったサポート線は、4つの頂角をカバーしたことによって不要となりました

内側の”しずく”は隣同士が接するような配置も試してみたのですが、最終的には少しだけ離すことにしました

コマの節点の数は43個になり、数は増えましたが、頂点の位置以外は共通の設定が使えるので、数ほどには複雑な構成にはならずに済みました

方向線も全ての節点で前後両方向指定しているので、節点と方向点の合計は図形全体で882個になります

仕上げ

まず、モノトーンの格子柄を描いてみました
今回は7角形を意識したものと、そうでないものの2点から彩色のヒントを見つけようとしました

ちょっと黒のインパクトが強すぎるかも知れないのですが、明るく躍動感のある彩色にチャレンジしました

アレンジ

モノトーンの違いでも分かるように、いろいろなアレンジが出来そうです
スケルトンの他に3パターンの彩色を試みたので、バリエーションのページもご覧になってください
バリエーションはこちらです

その他のグループに新作を登録しました(misc002)

その他のグループ」に新作(misc002)を登録しました

作画の工程と出来上がりのイメージは和柄に近い作品ですが、基本の構図が単純なのでその他のグループとして掲載しました

円を交互に重ねながら等間隔に広げただけなのですが、個々の図柄はイチョウの葉を、また全体は牡丹のような花を思い浮かべながら構図を調整しました

原型となる骨格は17角形の多角形の各頂角に円を配置し、中心に向かって位置を頂角の半分ずつずらしながら交互に重ねていきました

コマの描き方は何通りかあると思うのですが、中心のスペースの大きさが、個々の円の扁平率によって変わってくるので、中心から外側に向かう放射線上にコマをつなげる方法をとり、重ねる層の数を調整し易くしてあります

扁平率を変えたサンプルを作ったので、全体のイメージの変わり具合も見てください

角数が偶数の場合

今回のコマは頂角2つ分の範囲をカバーし、コマからコマへのシフトは2角分になるので、偶数の角数では狙い通りの図形を描くことが出来ません

偶数の場合には、次の様なコマを使います

2つの頂角をカバーしているので、交互に大きさを変えたアレンジもできるようになります

完成した骨格にモノトーンの色を入れたものがこちらです

仕上げ

白を挟んで3色の色を入れ、外枠を含む格子線にはスケルトンの枠を上から重ねてみました

アレンジ

アレンジとして2つのスケルトンを作ってみましたが、この他にも、少し趣向を変えたアレンジをしてみたので、バリエーションのページもご覧になってください
バリエーションはこちらです

星型(star002)のバリエーションを追加しました

星型の作品(star002)の解説で、角数を拡張するためのコマの作り方などを説明しましたが、同じコマから角数だけを変えた図形がどのように変化していくのか、具体的にサンプルを作成して一覧にしました

理論的には3角形から可能ですが、現実的ではないので12角から34角までの23通りのバリエーションを一覧にしてあります

「バリエーション」の一覧ページはこちらです

星型(star001)のバリエーションを追加しました

サイトアイコンの作品の角数を増減した時に、全体のイメージどのように変わっていくのかを検証するために、5角から18角までのバリエーションの一覧を作成しました
「バリエーション」の一覧ページはこちらです